
長谷寺 アジサイ
★長谷寺(長谷寺)
住所:奈良県桜井市初瀬731-1
TEL:0744-47-7001
開門時間:4月~9月 8:30〜17:00
10月〜11月・3月 9:00〜17:00
12月〜2月 9:00〜16:30
定休日:無休
料金:大人(中学生以上)500円
小学生 250円
障害者手帳提示 200円 ※同伴者1名に限り障害者料金適応(入山料免除)
※12月31日午後4時30分~1月3日夕方まで 入山料無料
長谷寺ウェブサイトhttps://www.hasedera.or.jp/
奈良には数多くの名所がありますが、その中でも「長谷寺」は特に訪れる価値のある素晴らしいスポットの一つです。奈良というと東大寺や春日大社が有名ですが、長谷寺はそれらとはまた違った趣のあるお寺で、四季折々の美しい景色、歴史ある建築物、心を癒す静かな空間が広がっています。しかし、初めて訪れる方にとっては、「どのような見どころがあるのか?」「アクセスはどうすればいいのか?」「何を楽しめばよいのか?」といった疑問が多いかもしれません。
この記事では、そんな疑問を持つ方々のために、長谷寺の魅力をたっぷりとご紹介しながら、観光のポイントを詳しく解説していきます。訪れる前に知っておきたい情報をまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。
長谷寺とは?歴史と基本情報
長谷寺の歴史
長谷寺は奈良時代に創建された非常に歴史のあるお寺で、千年以上の長い歴史を誇る由緒ある寺院です。特に観音信仰の聖地として有名で、全国から多くの巡礼者が訪れます。この地には、古くから多くの信仰が集まり、歴史を重ねるごとに寺院の規模が拡大されていきました。現在の長谷寺の姿は、長い時間をかけて形成されてきたものであり、その歴史を感じながら歩くことができます。
長谷寺のご本尊
長谷寺のご本尊は「十一面観世音菩薩」と呼ばれる観音様で、なんとその高さは約10メートルにも及ぶ巨大な木造仏です。これは日本国内でも珍しい大きさであり、実際に目の前で見ると、その迫力と美しさに圧倒されます。この観音様は、長谷寺の象徴的な存在であり、訪れる人々の心を癒し、安らぎを与えてくれることでしょう。
長谷寺の建築美
長谷寺の建築は、歴史的にも文化的にも大変価値のあるものばかりです。特に注目すべきは本堂の「懸造り(かけづくり)」と呼ばれる建築技法です。これは、京都の清水寺のように舞台が張り出した構造になっており、眼下に広がる絶景を楽しむことができます。この建築様式は、自然の地形を活かしながら、境内全体の美しさを最大限に引き出す役割を果たしています。
また、長谷寺には「登廊(のぼりろう)」と呼ばれる回廊があり、399段の階段が続いています。この回廊は屋根がついているため、雨の日でも安心して登ることができます。四季折々の景色を楽しみながら登るこの回廊は、まるで時を超えた旅をしているかのような気分を味わえます。
どこにある?基本アクセス情報
長谷寺は奈良県桜井市に位置しており、比較的アクセスしやすい場所にあります。ただし、少し山の中にあるため、事前にアクセス方法を確認しておくとスムーズに観光ができます。
- 住所:奈良県桜井市初瀬731-1
- 最寄り駅:近鉄大阪線「長谷寺駅」から徒歩約15分
- 拝観時間:8:30〜17:00(季節によって変動あり)
- 入山料:大人500円(特別拝観時は別途料金がかかることもあり)
長谷寺の見どころ
1. 四季折々の絶景
春:桜と牡丹の競演

奈良長谷寺 桜
春には、境内に約1000本もの桜が咲き誇り、一面がピンク色に染まります。特に登廊(のぼりろう)を歩きながら見る桜は絶景で、多くのカメラ愛好家や観光客が訪れます。また、長谷寺は「牡丹の寺」としても有名で、色とりどりの牡丹が境内に咲き誇ります。この時期に訪れると、まるで絵画のような風景が広がり、心を奪われること間違いなしです。
夏:青もみじと清々しい空気

長谷寺 紫陽花
新緑の季節には、青もみじが境内を美しく彩ります。青々と茂る木々の中を歩いていると、まるで森林浴をしているかのような気分になります。涼しい風が吹き抜ける境内は、暑い夏の日でも心地よい空間となり、都会の喧騒を忘れてリフレッシュするのに最適な場所です。

長谷寺 風鈴
秋:紅葉の絶景スポット

長谷寺 紅葉
秋になると、長谷寺の境内全体が赤や黄色に染まり、まるで絵本の中に入り込んだような美しい景色が広がります。特に登廊からの眺めは絶景で、訪れる人々を魅了します。
まとめ:長谷寺と周辺の魅力を堪能しよう!
長谷寺は四季折々の美しさが楽しめるだけでなく、歴史や文化を肌で感じられる特別な場所です。そして、周辺には美味しいグルメや魅力的なお店がたくさんあり、観光の楽しみがさらに広がります。また、長谷寺の建築美や境内の静けさ、歴史的な背景も見どころのひとつです。
奈良観光の際には、ぜひ長谷寺とその周辺をゆっくり巡り、素敵な時間を過ごしてみてください!