
石上神宮 写真
★石上神宮(いそのかみじんぐう)
住所:天理市布留町384
TEL:0743-62-0900
配管時間:5:30~17:30
定休日:無休
料金:無料
ウェブサイト:http://www.isonokami.jp/
石上神宮(いそのかみじんぐう)は、日本最古の神宮として知られ、歴史の深さと強力なご利益を持つ神社です。
奈良県天理市に位置し、古くから「武運長久」「厄除け」「健康長寿」などのご利益があるとされ、戦国武将や歴代の天皇からも崇敬されてきました。
石上神宮は、『日本書紀』や『古事記』にも登場し、神話の時代から続く格式の高い神社として知られています。
また、境内には国宝に指定されている「拝殿」があり、かつては神域として一般の人が立ち入ることを許されていなかった「禁足地」が存在するなど、歴史と神秘に満ちた場所です。
さらに、境内では「神の使い」とされる鶏が自由に歩き回っており、その光景も石上神宮の魅力のひとつ。
神聖な空気を肌で感じながら、パワースポットとしても人気のこの神社を訪れれば、日々の疲れが癒され、心が浄化されることでしょう。
本記事では、石上神宮の歴史、御祭神、ご利益、見どころ、アクセス方法などを詳しくご紹介します。
これを読めば、石上神宮への理解が深まり、より充実した参拝ができるはずです!
石上神宮とは?日本最古の神宮の歴史と由緒
石上神宮は、日本で最も古い神宮とされており、その歴史は約2000年以上に及びます。
創建は**崇神天皇7年(紀元前91年)**と伝えられ、国家鎮護の役割を担う神社として重んじられてきました。
石上神宮の起源
石上神宮の始まりは、**「布都御魂剣(ふつのみたまのつるぎ)」**という神剣を祀ったことにあります。
この剣は神武天皇が東征の際に使用したと伝えられ、神秘的な力を持つとされてきました。
古代日本では、武器や剣そのものに神が宿ると考えられていたため、石上神宮は特に武士や戦士たちに崇敬されました。
平安時代には国家鎮護の神として朝廷からの信仰も厚く、戦国時代には武将たちが戦勝祈願のために訪れたとも言われています。
ご祭神
石上神宮には、以下の神々が祀られています。
- 布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ):霊剣「布都御魂剣」を神格化した神。武運や勝負運を司る。
- 布留御魂大神(ふるのみたまのおおかみ):武神としての力を持ち、邪気を祓う。
- 布都斯魂大神(ふつしみたまのおおかみ):戦勝や武運の神であり、戦国武将たちにも信仰された。
特に、布都御魂大神は「剣の神」として知られ、武運を高める神として信仰されています。
武士だけでなく、現在ではスポーツ選手や経営者、受験生など、勝負事に関わる多くの人々が参拝に訪れます。
国宝「七支刀」とは?その歴史と謎

七支刀
七支刀の概要
七支刀(しちしとう)は、左右に3本ずつの枝のような刃がついた特殊な剣であり、石上神宮の宝物館に所蔵されています。
この刀は、日本に現存する最も謎の多い古代の武器の一つであり、日本と朝鮮半島の外交関係を示す貴重な文化財でもあります。
七支刀に刻まれた謎の文字
七支刀には**「百済王が倭の王に献上した」**という意味の文字が刻まれています。
これが示すのは、古代日本(倭国)と朝鮮半島(百済)の間に深い関係があったということです。
歴史的には、4世紀頃に百済から倭王へ贈られたとされ、石上神宮がこれを受け取ったと考えられています。
七支刀の役割とは?
七支刀は戦闘用の武器ではなく、儀礼用の刀剣とされています。
その独特な形状から、実戦向きではなく、王族や神事のための神器であった可能性が高いと考えられています。
石上神宮のご利益とは?
① 武運長久・勝負運アップ
石上神宮のご祭神である布都御魂大神は、「剣の神」として崇拝されており、戦国時代の武将たちからも厚く信仰されていました。
現代においても、スポーツ選手や経営者、ビジネスマン、受験生など、勝負ごとに関わる人たちが必勝祈願に訪れる神社として人気を集めています。
② 厄除け・魔除け
石上神宮の境内には「禁足地」と呼ばれる特別な場所があり、かつては一般の人々の立ち入りが禁止されていました。
この聖域には強力な浄化の力があるとされ、厄除けや魔除けのご利益があるといわれています。
また、神社の境内には「御神木」があり、触れることで邪気を祓い、心身を清めることができると伝えられています。
③ 健康長寿・病気平癒
石上神宮には、病気平癒のご利益があることでも知られています。
特に、境内にある「玉の緒(たまのお)」と呼ばれるお守りは、病気平癒の祈願に効果があるとされ、全国から多くの人々が求めに訪れます。
石上神宮の見どころ
① 国宝「拝殿」

石上神宮 拝殿
石上神宮の拝殿は、日本最古の神宮建築として国宝に指定されています。
本殿が存在しない特殊な構造になっており、かつてはご神体である「布都御魂剣」が直接祀られていました。
② 「神鶏(しんけい)」が境内を自由に歩く神秘的な光景

石上神宮 神鶏
石上神宮の境内には、神の使いとされる**「神鶏」**が放し飼いされています。
この神鶏は、人懐っこく、参拝者のそばに寄ってくることもあります。
また、神鶏に出会うと運気が上がるとも言われているので、ぜひ境内で探してみてください。
石上神宮へのアクセス情報
所在地
📍 奈良県天理市布留町384
アクセス方法
🚃 電車の場合:
・JR桜井線・近鉄天理線「天理駅」から徒歩約30分(タクシーで約10分)
・近鉄奈良駅・JR奈良駅から天理行きバスで「石上神宮前」下車(約30分)
🚗 車の場合:
・西名阪自動車道「天理IC」から約10分
・駐車場あり(無料)
まとめ:石上神宮は日本最古の神宮で最強のパワースポット!
石上神宮は、武運・厄除け・健康長寿などのご利益を授かれる、日本最古の神宮です。
歴史的価値も高く、国宝「拝殿」や「神鶏」など、見どころも豊富。
奈良観光やパワースポット巡りの際には、ぜひ訪れてみてください。
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